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放置自転車対策や駐輪場省スペース化で人気!電動自転車シェア

公開日:  最終更新日:2016/09/13

2009年2月25日発行の「マンション管理新聞」に掲載させていただいた、レンタサイクルに関する記事広告をご紹介します。

既存マンションにも導入が進むレンタサイクル

レンタサイクル

マンションで電動自転車のシェアリング(共同利用)が急速な勢いで普及している。宅配ボックスの最大手フルタイムシステム(本社東京)が商品化した無人レンタサイクルシステム「フレンツ」は平成20年12月末ですでに41マンショソに導入され、370台が稼働している。

今年一年間だけでも新たに25マンション、150台が稼働予定となるなど人気に拍車が掛かっている。これまでは新築物件に導入を図ってきた同社は、同社の宅配ボックスが設置されている既存マンション向けにも導入を開始、問い合わせが急増している、という。

レンタサイクル導入検討の動機

「放置自転車対策として数台の電動自転車で多くの居住者が利用できるシェアリングシステムを導入したい」

「利用されていない自転車で駐輪場があふれている。電動自転車レンタルシステムを導入して、駐輪場スぺースを整理、縮小し、残りのスぺースを有効利用したい」

「利便性の悪い二段式駐輪場フックを撤去することになった。高齢者が増えてきたので、この際、駐輪場環境向上の一環として電動自転車レンタルシステムを導入したい」

「マンション周辺に坂道が多い。電動自転車を個人で購入するには高いし、バッテリーの管理も大変なので、レンタルシステムなら経済的で管理も手間いらずなので導入を検討したい」

既存マンションの管理組合から、フルタイムシステムに寄せられた、電動自転車レンタルシステム「フレンツ」の見積もり依頼の主な動機だ。

同社の宅配ボックスが設置されているマンションには簡単に「フレンツ」が導入できる運びとなった故の反響でもある。

宅配ボックスに簡単設置の無人管理システム

「フレンツ」の最大の特徴は宅配ボックスを介して24時間365日、電動自転車の貸し出し管理が無人で行える点にある。宅配ボックスさえあれぱ大掛かりな駐輪場の設置が不要のため、エントランスの美観が損われる心配がない。

宅配ボックスの一つのボックスに、電動自転車4台分が利用できるユニットを納めるだけで即利用可能だ。宅配ボックスには電源が来ているだめ、新たな電気配線工事は必要なく、ユニットとロッカーの電源を接続するだけの簡単な工事で済んでしまう。

鍵やバッテリーの返却忘れも通知サービスで管理可能

同社の宅配ボックスが設置されているマンションでは居住者にロッカー利用のための「FTSカード」が配布されている。

ロッ力ーと同社のコン卜ロールセンターが電話回線でつながっているため、利用認証履歴情報などの管理システムが備わっている。

ロッカーの利用と同様に「フレンツ」のユニットを納めることで、電動自転車の利用管理ができる。利用者は「FTS力ード」を使って、ユニッ卜に納められている鍵2つ(自転車とチェーン錠)とバッテリーを取り出して利用する。

返却する場合はロッカーに鍵2つとバッテリーの3点を納めることになるが、うっかりして3点の一つでも、例えぱパツテリーが返却されないと、利用時に登録することになっている「携帯メール」や「電話」に返却延滞が通知される。同社のオンラインシステムの強みだ。

充電量が多いバッテリーから貸し出す仕組み

また、「フレンツ」の優れている点は充電量が多いバッテリーから貸し出される仕組みになっていることだ。利用者は常に充電されている状態で借りられることから、自転車のペダルをこいだ途端、「充電されておらず困った」ということはない。

自転車台数は世帯数の約8%が適正

自転車台数は過去の同社のフレンツの利用状況から世帯数の約8%が適正台数と推定される。50戸なら4台必要という計算になり、1ユニットで足りる。

電動自転車の機能性に加え、同社の手間いらずの管理システム、そしてリーズナブルなレンタル料金などから電動自転車のシエアリングが既存マンションでも一気に拡大しそうだ。

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