宅配ボックス導入を進める物件が急増中!設置7割新規
今回はマンション居住者の動向について、調べてみました。
通販市場成長と荷物を受け取れない矛盾
98年以来、14年連続してプラス成長を続ける通信販売市場。2012年売上高は前年比3200億円の5兆4100億円となり、平均7%の成長を続けており、5.5兆円市場にまで成長が見込まれています。
こうした順調な成長の背景にあるのが、スマートフォンの普及です。(スマートフォンユーザーの14%がインターネット通販が増加したと答えている。第5回インターネット通販利用者実態調査2012)。
しかし反面、注文した製品を受け取れないという問題も発生している。
国民全体の専業主婦の割合は、13%から14%と変化が少ないものの、自宅にいる「在宅時間」は2000年から10年間で28分減少している。
つまり通販による配達は増えているのに、受け取る日中に、自宅に人がいない世帯が増えているのです。(2010国国民活時間調査。NHK放送文化研究所世論調査部)
既存のマンション設置物件のうち7割が新規
こうした状況に効果的なのが、荷物の一時預かりを無人で行う、宅配ボックスです。
宅配ボックスに預けておけば、再配達の手間もなく、入居者さまは帰宅後にいつでも荷物を受け取ることができます。
ライフスタイルの変化に伴い、もはや宅配ボックスは『あると便利な設備』から『なければ困る設備』として認識されています。
弊社の、2012年の既存のマンションへの設置台数のうち、7割が新規設置と高い人気を誇り、宅配ボックス導入を進める物件が急増しています。