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マンションの騒音トラブルの事例と解決方法

公開日:  最終更新日:2014/11/28

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マンションのトラブルで一番多いのは、なんといっても騒音問題でしょう。最近はベアガラスや二重床、二重天井などの採用で「音」に対するトラブルを削減する努力が続けられていますがいざ、あなたが被害者・加害者になった場合、どうすればよいでしょうか?

騒音の種類と原因

一口に騒音といっても「音」には大きく分けて二種類があります。まず、テレビや楽器の音などで、空気や風の流れによっては大きく聞こえたりします。

小学校などのチャイム音や子どもの声が聞こえたり、聞こえなかったりするのも、空気を介して聞こえる音なのです。反対に、子どもが階上で走り回る音やスリッパのパタパタいう音は振動して聞こえる音で、直接的なものです。

以前に騒音トラブルでニュースにもなった「布団たたきおばさん」が有名になった事がありますがこの場合は、直接的な振動音と空気を介して聞こえる伝播音のダブル騒音ですね。さて、こういった音は日常的に聞こえてくるものですが、「騒音」と呼ばれるのは、どのレベルからなのでしょうか?

基本的にマンションに居住される方は、ある程度の音が聞こえる事は想定されていることと思います。建物構造上の問題もありますが、一番に危惧されているのは、近隣への配慮が不足していたり、生活時間が違う、住民間のコミュニケーション不足が原因となっているようです。

リフォームは要注意

分譲売買での入居者入れ替わりなどの際、リフォームが行われることがあるかと思いますが床材は注意して選んでください。フローリングは、インテリア的にも美しく、衛生的で人気の床材ですが振動音が響く床材のひとつです。

マンションによっては、特殊なフローリング材で衝撃音を吸収している場合もありますので見た目には同じフローリング床材でも実際は全く違う床材であることもあります。リフォームの際は、「価格」や「インテリア美」に加えて「音」に対する意識も検討すると良いお部屋になると思います。

生活音騒音は、どう対処する?

正直に申し上げて具体的な解決策というのは多分ありません。個別に対処するしかないのですが、ナビ美の周りで実際に起こった騒音問題と、その解決方法の事例がありましたのでご紹介します。

ペットの鳴き声

ワンちゃんのためにいつも窓を少し空けてお出掛けされる共働きのご家庭、ご夫婦が一緒の時は「ワン!」とも声を出さないワンちゃんですが、留守番が苦手ならしく、ずっと悲しそうに鳴き続ける声がマンション中に聞こえていたそうです。

たまたま開催された臨時総会の時に、遠慮がちにこのお話を申し出られた入居者のクレームを管理会社担当者が先方に伝え、「窓を閉める」という事で問題は解決しました。

国境を越えた文化の違い

イスラム系の外国の方が居住されているマンションで、日に4~5回、お祈りの声が聞こえるそうです。この外国の方は、マンション住民に進んで声をかけられコミュニケーションをとることで「チョット気になるんだけど…」と思われていた入居者の方の気持ちを「まぁ、仕方ないか」という気持ちまで変化させることに成功されました。ご自身もお祈りの回数を減らされたというのも気持ちを変えさせたポイントの一つです。

子供の声や足音

ナビ美の友人は独身の方やカップルが多く居住するマンションのなかで数少ない子ども連れ入居です。入居時に上下階と同フロアのお部屋に全てご挨拶に周り、子どもがいる事や仕事で帰宅が遅くなる事などの自らの事情を説明に回ったそうです。

知らない子供だと腹が立つことも、知っている子ならしょうがないかと思えるのが人情です。声が大きく元気なお子さんですが、入居後数年たった現在も「うるさい!」と怒られる事はないそうです。

足音対策は、マンションの防音テクニック!子供の足音編という記事でもご紹介しています。

お互いを理解し合うことが大事

やはり、大きなトラブルになる前に相談をする事や思い当たる事がある方はご自身の努力も早期解決、トラブル未然防止の一役になると思います。

少なからず、話をしたり相手の状況がわかっている方から聞こえてくる生活音とどんな方がわからない方から聞こえてくる生活音では、その音を聞かされる側の許容範囲も変わってくるかと思います。

また、一度でもお話をした事のある方とでしたら、どうしても気になる音などについては両者で穏便にお話し合いが出来る可能性も考えられます。

管理組合と管理会社の役割

誰でも他人のトラブルに口を挟むのは嫌なものです。マンションによっては、個人間のトラブル仲裁はしないと明言されている管理組合もあるかと思います。

ファミリー層が多いマンションなどでは、お子様を通じて交流が出来ますので比較的、入居者間でのコミュニケーションもとりやすいかと思いますが単身者や分譲賃貸などで入居者の入れ替わりが激しい場合は、こういった問題を多く抱える可能性があります。

ナビ美の知っているマンションでは、エントランスに「夜21時以降の楽器演奏禁止」や「深夜の大音量のテレビ音や会話、バルコニーでの携帯通話は慎んでください」など騒音トラブルとなる原因を具体的に書いた告知が貼り出されています。

楽器問題もよく聞かれますね。マンションでのピアノの防音対策と落とし穴でも詳しく説明しています。

効果のほどは定かではありませんが、入居者の意識下に刷り込むことは出来るでしょうから騒音トラブルでお悩みのマンションは、こういった方法を採用してみるのも一手かも知れませんね。

ライター:マンションナビ美
不動産系会社勤務を経てフリーで活躍。自身も分譲マンションのオーナーとして、大規模修繕や、理事会役員を経験する。実体験からマンション業界を分かりやすく解説する。

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