フルタイムロッカーの利用者数が519万人を突破 年間の荷物預かり個数は7692万個以上 2023.01.31

フルタイムロッカーの利用者数が519万人を突破
年間の荷物預かり個数は7692万個以上
再配達とCO2の削減でサステナブルな社会の実現に貢献

世界に先駆け「宅配ボックス」「宅配ロッカー」を開発、販売する株式会社フルタイムシステム (本社:東京都千代田区 代表:原 幸一郎 以下 フルタイムシステム)は、フルタイムロッカーの利用数が519万人を突破したことをお知らせします。これにより、再配達により発生するCO2排出量および宅配ドライバーの配達作業時間が削減※1されました。
当社は国連の定めるSDGs(持続可能な開発目標)実現のための活動に取り組んでおり、これまでも、世界で初めて宅配ボックスを開発し、荷物の再配達を減らしCO2削減による地球温暖化防止への功績が認められ環境大臣賞「環境保全功労者表彰」を受賞しております。
宅配ボックスの整備を通じて、人々の暮らしを豊かにするだけでなく、再配達やそれに伴うCO2の削減などを通じて地域や国際社会へ貢献しサステナブルな社会の実現に寄与できるよう精進してまいります。

<2022年12月時点 当社の実績>
フルタイムロッカー利用者数(推定) 5,192,000人
フルタイムロッカー 年間荷物預かり個数(推定) 76,920,000個
フルタイムロッカー設置数(積算) 47,000 カ所
フルタイムロッカー設置済ボックス数(積算) 521,000ボックス
フルタイムロッカー登録者数 2,012,000人

※1当社ホームページには、宅配ボックスによって削減されたCO2排出量と配達作業時間を表示しています。
「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会報告書」(平成27年9月25日国土交通省)より荷物1個(宅配ボックス1回利用)につきCO2排出量0.585kg、配達時間0.22時間の削減として計算。(2022年1月1日から12月31日までの荷物預り個数をもとに算出した予測数値です。)

■フルタイムロッカーの進化と発展
気候変動が社会・経済の安定を脅かす重要事項との認識が広まり、日本においても2020年10月に、温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにする「カーボンニュートラル」、脱炭素社会を実現することを宣言しています。
さらに、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標を掲げ、その達成に向けて政府だけでなく、事業者や国民が一致団結して取り組む「COOL CHOICE」に当社も賛同し、フルタイムロッカーを通じて再配達の防止につながるインフラ開発と物流イノベーションを日々開発しています。
 さらに近年ではコロナ禍において、「非対面」「非接触」の意識が高まる中、新しい生活様式のなかでワーク・ライフ・バランスを実現させようという動きが加速しています。宅配荷物の再配達削減によってCO2排出量の削減による環境保全効果に仕事と生活の両立をサポートし、便利かつ安全安心な労働環境の整備に、フルタイムロッカーに大きな役割を果たせる可能性があると考えます。

■学校、図書館、公共施設、店舗、オフィスなどあらゆる場所でスマートな受け渡しをサポート
フルタイムロッカーは、 2011年(約1.6万の設置数)に比べ約3倍の設置棟数となり、集合住宅のみならず、駅や公共施設、商業施設、店舗、オフィスなどにも設置が進んでいます。様々な場所で荷物や備品の受け取りや受け渡しをはじめ、多様なサービスを提供することで生活の利便性を向上させ、より住みやすく働きやすい社会環境の実現にむけて日々取り組んでいます。

■宅配ボックス業界の先駆者として、これからもお客様のお困りごとを解決
宅配ボックス業界の先駆者として、これからもお客様の「お困りごとを解決する」という当社の信念に基づき、時代のニーズを捉え、必要なモノやコトを事前に察知して提供し、社会にとって必要な企業であり続けたいと考えます。

■CO2削減を通じて地域や国際社会に貢献し、SDGs※2の目標達成とカーボンニュートラルへの貢献
当社においては、株式会社日本総合研究所に主に以下の事業を通じて、SDGsの目標達成に向けた貢献が期待できると評価されました。

【宅配ロッカー及びシステムの提供により、集合住宅の住みやすさ向上と、荷物配送に伴うCO2排出量の削減に貢献】
9.1 すべての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経 済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。
9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。すべての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
11.3 2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、すべての国々の参加型、包摂的 かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。

【リワークセンターによるロッカーの長期利用可能性向上、自転車シェアや薬局のピックアップロッカーなど生活インフラの充実に貢献】
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。
3.8 すべての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保健サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)を達成する。


今後もフルタイムシステムは、CO2削減を通じて地域や国際社会に貢献し、サステナブルな社会の実現に寄与できるよう精進してまいります。

※2 SDGsとは
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を2030 年までに目指す17 の目標と169 のターゲットのことです。

【株式会社フルタイムシステムとは】
フルタイムシステムは、世界に先駆け「宅配ボックス」「宅配ロッカー」(フルタイムロッカー)を発明し、集合住宅を中心に戸建て、オフィス、駅などへの設置件数47,000カ所を超える宅配ボックス・宅配ロッカーのリーディングカンパニーです。35年以上にわたりお客様の声に耳を傾け、宅配ボックス・宅配ロッカーと24時間有人対応のコントロールセンターを核とし、レンタサイクル、カーシェアリング、EV充電など、住生活を豊かにする設備やサービスを提供しています。今後も集合住宅のみならず、オフィス、店舗、学校、公共施設など、あらゆるシーンでより快適な生活環境の創出と利便性の向上を目指します。現在では年間で519万人を超える方々にフルタイムロッカーをご利用いただいています。

【会社概要】
商号:株式会社フルタイムシステム
代表者:原 幸一郎
所在地:101−0032 東京都千代田区岩本町2-10-1
設立:1986年5月1日(宅配ボックスの日)
事業内容:宅配ボックス・宅配ロッカー・電子制御付きボックスおよび生活関連施設、
      情報端末の開発、製造、販売、保守、管理、レンタルなど
資本金:4億9800万円
年間売上高:92億5,828万円(2022年4月決算)
従業員数:285名(2022年5月現在) 
URL:https://www.fts.co.jp

【製品に関するお問い合わせ】 
株式会社フルタイムシステム お客さま儲かる営業部  Tel: 03-3851-5831