エルサルバドル共和国へ水槽付き消防自動車を寄贈 2019.07.25

  • 【左】:フルタイムシステム 代表取締役 原幸一郎
【中央】:駐日エルサルバドル共和国特命全権大使
マルタ リディア セラヤンディア シスネロス氏

    【左】:フルタイムシステム 代表取締役 原幸一郎 【中央】:駐日エルサルバドル共和国特命全権大使 マルタ リディア セラヤンディア シスネロス氏

  • エルサルバドル共和国内で日本の救急車が活躍

    エルサルバドル共和国内で日本の救急車が活躍

エルサルバドル共和国へ水槽付き消防自動車を2台寄贈
日本の救急車両が海外で活躍
火災時の消火活動、災害時の給水設備として期待

宅配ボックス業界シェアNo.1の株式会社フルタイムシステム株式会社(代表取締役社長:原 幸一郎、本社:東京都千代田区 以下「フルタイムシステム」)は、社会貢献・国際援助事業の一環として2013年よりエルサルバドル共和国へ消防自動車と救急車を寄贈しています。今年の6月12日に、国内の消防機関で更新時期を迎えた水槽付き消防自動車2台をエルサルバドル本国への輸送に協力しました。当社は、継続的に緊急車両の寄贈をしています。今回で7回目を迎え、合計輸送台数は救急車9台・ポンプ車4台、水槽付ポンプ車6台、化学消防車1台となりました。
車両は日本消防協会より譲渡を受け、フルタイムシステムがハンドル交換、装備品の充当等の車体整備費用を受け持ち駐日エルサルバドル共和国特命全権大使へ寄贈しています。

■エルサルバドル共和国での初動消火対応に期待 水槽付き消防自動車
エルサルバドル共和国では、水槽付きの消防自動車がとても重宝されています。インフラ整備がされていないエルサルバドルの地域の消火活動において、大量の水を確保・積載して初期消火に対応できることから、大きな効果が発揮されることが期待されます。エルサルバドルでは、今年の5月にもマグニチュード6.6相当の地震が発生しました。カリブ海を取り巻く中米エリアは、世界でも最も地震活動が多いエリアのひとつともいわれており、災害時における給水車としての働きも水槽付き消防自動車が担えるものと考えます。

日本では消防、防災設備が充実していることから水槽付き消防車のニーズはそれほど高くない状況です。日本にはいたるところに消火栓が設置されているため、日本国内において水は、初動時の消火活動に使う量だけで足りるため、各消防署に配備されている水槽付き消防自動車の割合は低くなります。

■寄贈した救急車
以前寄贈したうちの1台の救急車は、2年間で約700名の命を救う助けになったと、マルタ リディア セラヤンディア シスネロス 駐日エルサルバドル共和国特命全権大使より、お礼の言葉をいただきました。

■エルサルバドル共和国への消防自動車寄贈について 
・引渡し場所 大黒ふ頭(神奈川県横浜市鶴見区)
・寄贈先  エルサルバドル共和国

■今後の取組について
年内にさらに2台、水槽付き消防自動車を寄贈予定です。
フルタイムシステムは、宅配ボックスをはじめ安全な街づくりに関する社会貢献活動に積極的に取り組んでまいります。

<本プレスリリースに関するお問い合わせ先>
株式会社フルタイムシステム 総務部広報担当 草野美佳 
TEL:03-5411-0066  FAX:03-3401-7788
メール:m_kusano@fts.co.jp