世界初の宅配ロッカー開発企業「フルタイムシステム」が提案する「受け渡しの未来」 AI搭載多言語認識型・環境配慮型など次世代宅配ロッカーのプロトタイプを公開 ~6月8日より大阪・関西万博「フューチャーライフヴィレッジ」に展示開始~ 2025.06.04

  • ■常温/冷蔵/冷凍・3温度帯対応ロッカー TRIPLE Premium

    ■常温/冷蔵/冷凍・3温度帯対応ロッカー TRIPLE Premium

世界初の宅配ロッカー開発企業「フルタイムシステム」が提案する「受け渡しの未来」
AI搭載多言語認識型・環境配慮型など次世代宅配ロッカーのプロトタイプを公開
~6月8日より大阪・関西万博「フューチャーライフヴィレッジ」に展示開始~

宅配ボックス・宅配ロッカーシェアNo.1*¹の株式会社フルタイムシステム (本社:東京都千代田区 代表取締役社長:原 幸一郎  以下 フルタイムシステム)は、世界初の宅配ロッカー開発企業として2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)未来社会ショーケース事業フューチャーライフ万博・フューチャーライフエクスペリエンス「フューチャーライフヴィレッジ(FLV)」にて、一般社団法人メタバース推進協議会の構成員として次世代型宅配ロッカーのプロトタイプ展示を6月8日(日)より開始いたします。

本展示では、「受け渡しの未来を体験する」をテーマに、これまでにない機能や素材を取り入れた“次世代型フルタイムロッカー”を通して、宅配ロッカーが創り出す新たな暮らしの形をご体感いただけます。

私たちは、世界で初めて宅配ロッカーを開発し、宅配物の受け渡しにおける“タイミングのズレ”というストレスをなくすことで、人々の暮らしをより快適にする社会インフラを創ってきました。今回の展示では、受け渡しの未来をリアルに体験いただけるプロトタイプ万博コンセプトモデルを通じて、宅配ロッカーの可能性を国内外に広く発信してまいります。

フルタイムシステム【展示概要】
■展示期間:2025年6月8日(日)~7月5日(土)
■展示場所:フューチャーライフヴィレッジ内 メタバース協議会ブース(期間展示)
■展示テーマ:「日本(大阪)で生まれた宅配ロッカーを、日本中、そして世界中へ」
■フューチャーライフヴィレッジ(FLV)の概要
万博会場西側 のフューチャーライフゾーンに位置するフューチャーライフヴィレッジ(FLV)は、様々な参加者が「未来の暮らし」をコンセプトとする多種多様な「問い」と「提案」を持ち寄ることで、参加者同士や来場者との対話が生まれ、未来社会はどんな姿かをみんなで考え、共に創り出していく共創(co-create)を実現する場となります。

【主な展示フルタイムロッカー】
■フルタイムロッカー POSTAKU 樹(ju)
https://www.fts.co.jp/lineup/fulltimelockerwood/

 国産天然木(ヒノキ)を活用した環境配慮型デザインの新モデル。持続可能性と温もりある美しさを両立し、宅配ロッカーの新たな形を提案します。本展示では、外装全面にプロジェクションマッピングを施し、これまでの歴史とこれからの未来を表現するインスタレーション展示を楽しんでいただけます。

<開発の背景>
集合住宅に不可欠となった宅配ロッカーですが、従来はスチール製が主流で、自然との調和や環境配慮には限界がありました。当社は、木材を活用した新たなアプローチとして、温もりと機能性を兼ね備えた木製ロッカーを開発しました。素材には、長野県上松町の地域材である「木曽ヒノキ」を採用。日本書紀にも記されるその優れた耐久性と美しさを活かし、無垢材を用いることでエントランス空間に高級感と自然のぬくもりをもたらします。
本製品は、森林整備から伐採、製材・加工、施工・設置まで一貫して国内で行う森林資源の循環ネットワークの中で生まれました。国産材の活用により、CO₂の吸収・固定といった環境負荷の低減に貢献するとともに、地域経済の活性化にもつながっています。
宅配・保管といった基本機能に加え、EV充電連携、フリマ発送対応、レンタサイクル連動など、利便性と環境貢献を両立する“次世代型シェアロッカー”として、持続可能な暮らしの実現を支援します。

■プロトタイプ万博コンセプトモデル
AI搭載多言語音声認識型「常温/冷蔵/冷凍・3温度帯対応ロッカー TRIPLE Premium」
 多言語対応のAI音声認識技術を搭載し、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応。                
誰でも直感的に操作でき、国際社会でも活用可能なスマート宅配ロッカーの未来像を提示します。
本展示では、フルタイムロッカーに話しかけて、ノベルティの受け取り体験できます。

<開発の背景>(ベース製品)
■常温/冷蔵/冷凍・3温度帯対応ロッカー TRIPLE Premium
https://fts.ssc.works/lineup/home_reizou/

これまで冷蔵・冷凍品を扱うクール便は、品質保持のため「直接手渡し」が原則とされ、不在時には再配達が必要になるなど利便性や配送負荷に課題がありました。一方、冷凍食品や地域特産品の需要拡大、食品宅配サービスの普及により、クール便の取扱量は増加傾向にあり、非対面での受け取りニーズも高まっています。
こうした背景から、当社は常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応した宅配ロッカーを開発。
これまで困難だったクール便の一時保管を可能にし、再配達の削減や配送効率の向上に貢献します。また、食品の鮮度を保ちながら、ふるさと納税やECによる地域産品の円滑な流通もサポート。「食」の受け取りを、もっと自由に、もっと便利に進化させていきます。

【株式会社フルタイムシステムについて】 https://www.fts.co.jp
フルタイムシステムは、世界に先駆けて宅配ボックス・宅配ロッカーを開発し、「最も長期に亘って営業している電気式宅配ロッカーサービスプロバイダー*²」としてギネス世界記録を樹立したパイオニア企業です。私たちは、「モノの流れをスムーズにすることで、人の暮らしをより豊かにする」というビジョンのもと、39年以上にわたり宅配ボックスの普及を推進。現在では、全国55,000カ所以上にフルタイムロッカーを設置し、年間600万人以上の方々にご利用いただいています(2025年2月時点)。
また、国連のSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向け、物流の効率化によるCO₂削減や、トラックドライバー不足対策に貢献。これらの取り組みが評価され、環境大臣賞「環境保全功労者表彰」を受賞しました。
さらに、宅配ボックス事業にとどまらず、レンタサイクル、カーシェアリング、EV充電インフラなど、住生活を豊かにするサービスを展開し、集合住宅やオフィス、公共施設、商業施設などへ導入を拡大。物流と暮らしの新たなインフラを創造しています。私たちはこれからも、社会のニーズを先取りし、物流の未来を支える企業として挑戦を続けます。
*1 弊社調べ:「全国マンション市場動向2023実績・展望」(株式会社不動産経済研究所)をもとに推計
*2 英語タイトル: Longest-selling electronic parcel locker service provider

【会社概要】
商号:株式会社フルタイムシステム
代表者:原 幸一郎
所 在 地:101-0032 東京都千代田区岩本町2-10-1
設 立:1986年5月1日(宅配ボックスの日)
事業内容:物の受け渡しに関わるソリューションサービスの提供
オンライン管理のIoT 宅配ロッカー・ピックアップロッカーの企画・開発・販売・運用・保守
U R L:https://www.fts.co.jp

【製品に関するお問い合わせ】 
株式会社フルタイムシステム お客さま儲かる営業部  Tel: 03-3851-5831