宅配ボックスとは
宅配ボックスとは?
24時間無人で荷物の受け取り・保管・受け渡しができるスマート設備
宅配ボックスとは、24時間365日、宅配便や郵便物、社内便、備品などの受け取り・保管・引き渡しができる住宅設備・オフィス設備です。不在時でも荷物を受け取ることができるため、再配達の削減につながり、配送効率の向上やラストワンマイル問題の解決にも貢献します。
また、暗証番号やICカードなどによる施錠管理によりセキュリティ性が高く、近年では感染症対策やプライバシー保護の観点から、非対面で荷物を受け取れる設備としても需要が高まっています。
宅配ボックスは、マンションやアパートなどの集合住宅をはじめ、オフィス(職場)、商業施設、公共施設などさまざまな場所で導入が進んでいます。荷物や備品の受け渡しをスムーズに行えるため、利便性と業務効率の向上に大きく貢献します。
なお、宅配ボックスは「宅配ロッカー」や「スマートロッカー」とも呼ばれ、物流インフラの一部としてその重要性が年々高まっています。
世界で初めての宅配ボックス
宅配ボックスは、フルタイムシステムの創業者である原幸一郎の着想から誕生しました。
マンション管理業に従事していた当時、管理事務所で一時預かりしていたゴルフバッグが盗難に遭うという出来事がありました。この経験から、「管理員が不在でも、荷物を安全かつ確実に受け渡しできる仕組みが必要である」という強い課題意識が生まれました。
その想いをもとに、1983年、コンピュータ制御による宅配ボックスを開発。これが、世界で初めて実用化された宅配ボックスです。
また、「最も長期にわたり営業している電気式宅配ロッカーサービスプロバイダー」としてギネス世界記録™にも認定されました。(記録達成年月日:2025年12月 記録数:38年)
当社はこの技術を起点に、宅配ボックス・宅配ロッカーのパイオニアとして、長年にわたり製品開発と普及を推進してまいりました。現在では、再配達削減や非対面受取といった社会課題の解決に貢献するインフラとして、全国の集合住宅やオフィス、商業施設などで広く活用されています。
宅配ボックスの特徴
-
家にいなくても24時間いつでも荷物が受け取れる
-
非対面で受け取れるため、防犯や感染症対策に有効
-
「待ち受け家事」から解放され、時間を有効に使える
再配達削減とCO₂排出削減に貢献
近年、EC市場の拡大に伴い宅配便の取扱個数が増加し、再配達の増加が社会課題となっています。再配達は、配送効率の低下だけでなく、トラックの走行回数増加によるCO₂排出量の増加など、環境負荷の面でも大きな影響を及ぼしています。
こうした背景の中、宅配ボックスは、不在時でも荷物の受け取りを可能にすることで再配達を削減し、ラストワンマイルにおける配送効率の向上に貢献します。さらに、不要な再配達を減らすことでCO₂排出の抑制にもつながり、環境配慮型の物流インフラとして注目されています。
宅配ボックスは、利便性の向上にとどまらず、持続可能な社会の実現に寄与する重要なソリューションとして、今後ますます導入が進んでいきます。
*当社ホームページには、宅配ボックスによって削減されたCO2排出量と配達作業時間を表示しています。
「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会報告書」(平成27年9月25日国土交通省)より荷物1個(宅配ボックス1回利用)につきCO2排出量0.585kg、配達時間0.22時間の削減として計算。(2024年1月1日から12月31日までの荷物預り個数をもとに算出した予測数値です。)
宅配ボックスの種類と使い方
ダイヤル(機械)式
ダイヤル錠やプッシュボタンで施錠・解錠。預入側が暗証番号を設定するタイプです。
メリット
コンパクトなサイズの製品もあり、比較的リーズナブルに導入できます。電源不要で設置も手軽です。
デメリット
預入者による伝票への書き忘れや間違い、盗難などのトラブルが多い傾向にあります。
使い方
-
配達員が荷物を入れ暗証番号を設定
-
不在連絡票に暗証番号を記載してポストに投函
-
居住者は不在連絡票で暗証番号を確認
-
ダイヤルを回して解錠し、荷物を受け取る
コンピュータ式/オフラインタイプ
(スタンドアローンタイプ)
コンピュータ制御されたタッチパネルなどで操作。電気錠の扉を操作キー(認証キー)で解錠するタイプです。
メリット
部屋ごとの操作キーで解錠。操作履歴を残せるため、安全面や管理面でのパフォーマンスに優れています。
デメリット
ダイヤル式に比べると導入やメンテナンスに比較的コストがかかります。また、設置は電源が取れる場所に限られます。
使い方
-
配達員が荷物を入れ不在連絡票をポストに投函
-
居住者が不在連絡票を確認
-
暗証番号や非接触キーなどの操作キーで解錠
-
荷物を受け取る
コンピュータ式/オンラインタイプ
(ネットワーク管理タイプ)
宅配ボックスをネット接続することで、遠隔での管理や操作が可能に。セキュリティやシェアリングサービスとの連動など、サポートの行き届いたフルタイムシステムだけの高性能モデルです。
メリット
24時間365日体制で遠隔サポートしているため、安全面や管理面に優れているほか、多彩なサービスとの連動が魅力です。
デメリット
手厚いサポートがあるためランニングコストがかかりますが、管理の手間が少なく、分譲マンションで人気です。
使い方
-
配達員が荷物を入れ不在連絡票をポストに投函
-
居住者が不在連絡票または着荷メールなどを確認
-
暗証番号や非接触キーなどの操作キーで解錠
-
荷物を受け取る
操作キーの種類
暗証番号のほか、ICカードやキーヘッドも
コンピュータ式の宅配ボックスの場合、暗証番号のほか、IC カードなどさまざまな操作キーを選べる製品もあります。
フルタイムロッカーの場合
■部屋ごとに発行する暗証番号
■磁気カード(FTSカード)
■弊社発行のICカード、 IC キー
■交通系ICカード(ほか認証キーと併用)
■マンション非接触キー、非接触カードとの連動
■顔認証(F-icsとの連動)
■社員証、学生証(オフィス・学校向け)
※詳しくは、各製品ページをご確認ください。
オプションサービス
シェアリングや入館セキュリティとの連動も人気
内装に合わせて木目調にする、クリーニング発送やボックスの一部にAEDを収納するなど、居住者の満足度や物件の付加価値を高めるオプションサービスをご用意しているメーカーもあります。マンションタイプでは自転車や EV 車のシェアリングなど暮らしを豊かにするサービスや入館セキュリティとの連動も人気です。
ボックス数の目安
目安は世帯数の30~35%
荷物がずっと入ったまま、一度に多数の荷物が届くなどはよくあるケースです。最近では、通販利用の増加から、宅配ボックスに荷物がいっぱいで再配達になるケースも増えています。フルタイムシステムでは、過去のデータをもとに世帯数に対するボックス数の目安をご案内しています。
必要なボックス数を計算する
[コンピュータ式/オフラインタイプ]
[コンピュータ式/オンラインタイプ]
ボックスサイズの目安
マンション向けフルタイムロッカーの場合には、Sサイズで80サイズ程度、Lサイズでゴルフバック程度のものが入る大きさになります。より日常的な買い物での通販利用が増え、S・SSサイズの利用頻度が高い傾向にあります。
※製品によりサイズが異なりますので、詳しくは、各製品ページをご確認ください。
ボックスサイズ構成の目安
設置場所の目安
マンションではエントランスへの設置が一般的です。壁面に埋め込んだり、メールボックスと一体になったタイプなら美観もスペース効率も高まります。防滴仕様の宅配ボックスでは、駐輪場や階段下にも設置可能です。
なお、コンピュータ式の場合は電源も必要です。また、消防法や火災予防条例の規定で、避難経路の妨げにならないように通路の幅 1.2 mを確保してください。
※製品によりサイズが異なりますので、詳しくは、各製品ページをご確認ください。
宅配ボックス選びでよくある質問
-
エントランスがない物件でも設置できますか?
完全防水ではございませんが、雨が吹き込みがちな場所へも設置できる外置き用の防滴仕様の宅配ボックスがございます。
-
セキュリティの外から荷物を預けて、セキュリティの中から取り出せますか?
両面タイプがございます。フルタイムロッカーでは、扉の開きを片面、両面のいずれかからお選びいただけます。
-
買取以外での契約方法はありますか?
リース、レンタルでのご提供がございます。
-
ボックスの中に子どもが入ってしまうことはありますか?
万が一に備え、大きめのボックスには、非常脱出用ボタンを標準装備しています。オプションで人感センサーへの変更も可能です。
配ボックス・宅配ロッカー製品ラインナップ 一覧をみる
- 導入をご検討のお客様 お電話からのお問い合わせ 0120-182-271
-
製品をご利用のお客様
ご利用登録・操作方法、修理点検などの
照会・お問い合わせ



